新潟県産の米や野菜を使ったカレーを通して新潟を「カレー県」としてPRしようというプロジェクトが始まることになりました。

このプロジェクトは、新潟を「カレー県」として全国にPRしようと、JA全農新潟や県漬物工業協同組合、東京の食品メーカーなど5つの企業や団体が県と連携して進めます。

27日、県庁で記者会見が開かれ、益田浩副知事や、県内出身でカレー・スパイス料理研究家として活躍する一条もんこさんらが出席しました。

この中では、総務省の調査で新潟市のカレールーの消費が全国トップクラスであることや、米がおいしいためカレーとの相性が抜群だとして、
今後イベントを通して新潟を「カレー県」として県産の米や野菜の魅力を発信する、とのプロジェクトの概要が説明されました。

また一条さんを県のカレー大使に任命する任命状が手渡されました。

このあと、新潟県のブランド米「新之助」と県産のトマトや枝豆などの野菜を使ったカレーがふるまわれ、参加者が味わっていました。

一条さんは「県内全体がカレーで盛り上がれるように、今後市町村ごとの特産物を使ったレシピを考案するなどして協力したいです」と意気込みを話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190528/k10011931721000.html