丸山議員 辞職勧告決議案 維新が立民に共同提出を要請

日本維新の会は、北方四島を戦争で取り返すことの是非などに言及し、除名処分にした丸山穂高衆議院議員をめぐり、
党単独で議員辞職勧告決議案を提出するには国会法で定められた人数に達しないとして、立憲民主党に協力を求めました。

日本維新の会は、北方四島を戦争で取り返すことの是非などに言及した丸山穂高衆議院議員を除名処分にし
議員辞職するよう重ねて促していますが、丸山氏は議員辞職はせず、無所属で活動する考えを示しています。

これを受けて日本維新の会の遠藤国会対策委員長は、16日午後、衆議院議院運営委員会で野党側の筆頭理事を務める立憲民主党の手塚仁雄氏と会談しました。

この中で遠藤氏は、党単独で丸山氏に対する議員辞職勧告決議案を提出するには国会法で定められた人数に達しないとして、立憲民主党に共同で提出するよう協力を求めました。

これに対し、手塚氏は「決議案の可決を目指すため、野党だけではなく与党にも協力を要請してほしい。これから党の国会対策委員会などに相談したい」と述べました。

このあと遠藤氏は記者会見で「野党の皆さんが『日本維新の会はどういう覚悟を持っているのか』と再三言うので
決議案を出そうと思ったが出せないため、立憲民主党に助けていただくようお願いした」と述べました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190516/k10011918561000.html