戦乱の世を生き抜いた戦国大名。そのなかで最も尊敬されている人は誰なのだろうか。

しらべぇ編集部は、全国10~60代の男女1,755名を対象に、以下の著名な戦国大名の中で「最も尊敬できると思う人物」を調査。

10位は出雲の大名で、「謀略の天才」と称された尼子経久。その能力は中国地方の覇者毛利元就も恐れ、手本にしていたといわれる。

9位は駿河国の大名、今川義元。大群を率いながら桶狭間で織田信長に討ち取られたことから評価が低かった義元だが、昨今は研究が進み、
政治・武勇ともに非常に優れた人物だったと考えられている。

薩摩の猛将島津義弘が8位。「鬼島津」と呼ばれるほどの戦闘力を持ち、豊臣秀吉と徳川家康がその力を恐れたという。

「三本の矢」で有名な毛利元就が7位に。尼子氏と大内氏に囲まれ、小大名に過ぎなかった毛利家を中国地方の覇者へと押し上げた能力は、
高い評価を受けている。

6位は甲斐の虎・武田信玄。戦国一の騎馬隊で徳川家康に大勝利するなど、戦の強さには定評があった。戦闘だけではなく、
内政でも水害対策に尽力し、農民から感謝されたといわれる。

織田信長の死後跡目を継ぎ、天下統一を果たした豊臣秀吉は5位。太閤検地や刀狩りなど後世に残る政策で、日本国の基礎を作ったとされる。

仙台藩初代藩主の伊達政宗が4位。豊臣秀吉や徳川家康に臣従しながらも強い力を持ち、恐れられていた正宗。

3位は越後の大大名で、軍神と呼ばれた上杉謙信だ。武田信玄や織田信長も倒すことができなかった戦闘力は、戦国随一といわれる。

■2位・1位:織田信長/徳川家康
強大なリーダーシップと常識にとらわれない発想で勢力を拡大した織田信長が2位に。残忍な振る舞いもあっただけに嫌う人もいるが、
有力大名を次々と倒した力を評価する人が多い。

名だたる戦国大名を抑えて1位になったのは徳川家康だ。人質から始まり、豊臣秀吉に臣従せざるを得なくなるなど、「忍耐」を要求されることも
多かった家康。我慢に我慢を重ねるとともに、信長や秀吉の政治を観察し、江戸幕府に活かした。

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