毎年、この時期になると若い人たちから転職の相談を受ける。
「私が働いている会社はブラック企業だと思うのです。早く転職しないと潰されてしまいます」という相談が一番多い。
そういう相談に対して筆者は、「ブラック企業なのか、教育が厳しい会社なのかは、社会に出たばかりのあなたにはわからないよ。
ただしブラック企業の見分け方はある」と言って、筆者の考えを伝える。

 自分が知っている会社の先輩を、入社5年目、10年目というように5年刻みで30年目までノートに書き出してみる。
その上で、尊敬できる人がいるかどうか、よく考えてみる。
尊敬できる人が1人もいない場合には、その企業や役所がブラックであるか、自分がその職場の文化に全く合わないので転職を考えた方がいい。
1人だけでも尊敬できる先輩がいれば、その人をロールモデルにして頑張ることを勧める。

以下ソース
https://www.sankei.com/world/news/190421/wor1904210001-n1.html