新政府専用機777の中は?(写真でみる永田町)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44034620S9A420C1000000/?n_cid=DSTPCS001
https://www.nikkei.com/content/pic/20190423/96958A9F889DE6E6E2E1E6E4E0E2E0E0E2E6E0E2E3EBE2E2E2E2E2E2-DSXMZO4403456022042019000001-PN1-4.jpg

新しい政府専用機が22日、安倍晋三首相の米欧歴訪でデビューしました。
旧専用機との違いをみてみましょう。

まずは外観です。新しい機体は米ボーイング社の「777-300ER」。
1階建ての細長い機体です。「ジャンボ」の愛称で知られる2階建ての
ボーイング「747-400」の旧専用機に比べると、
機体の側面に描かれていた赤い直線が曲線に変わりました。

中をのぞいてみます。機内へ入ると航空自衛隊の乗務員らが出迎えてくれるのは同じです。
旧専用機は記者会見用の座席がありましたが、新専用機にはありません。
案内用のモニター画面も従来は前方に大画面が1つあるだけでしたが、
新たに各座席に設けられました。

同行記者団には旧専用機と同様に後部座席が割り当てられています。
旧専用機よりやや狭くなった気もしますが大きな変化はありません。
機内ではWi-Fiが新たに使えるようになりました。

性能の違いはどうでしょう。エンジンの数は4基から2基に減りました。
燃費は3割向上するそうです。航続距離は1万4000キロと1400キロほど伸びます。
整備業務は日本航空から全日本空輸に代わりました。