覚醒剤およそ3キロ、末端の密売価格で1億8000万円分を密輸しようとしたとして、韓国人の夫婦が覚醒剤取締法違反などの疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、韓国籍で住所不定、無職のイ・ジェヒョク容疑者(65)とキム・ドギョン容疑者(64)です。
警察によりますと、2人は先月24日、覚醒剤およそ3キロ、末端の密売価格でおよそ1億8000万円分を韓国のインチョン国際空港から青森空港に持ち込んで密輸しようとし
たとして、覚醒剤取締法違反と関税法違反の疑いが持たれています。
青森空港に到着した際の手荷物検査で、税関の職員が2人のかばんの形状や重さを不審に思って中身を調べたところ、覚醒剤が見つかったということです。
警察の調べに対して2人は「南アフリカを訪れた際に、知人から荷物を運ぶように頼まれた。中身が覚醒剤であることは知らなかった」などと供述し、容疑を否認しているという
ことです。
県内ではことし2月にも、青森空港で覚醒剤およそ3キロを所持していたとして、オランダ人の男女が逮捕され、先月起訴されています。
いずれも、県内で一度に押収された覚醒剤の量としては過去最大で、警察は入手の経路や背後関係などについて詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20190412/6080004460.html