産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査で、安倍晋三首相の次の首相に誰がふさわしいかを尋ねたところ
、新元号「令和(れいわ)」の発表役を務めた菅義偉(すが・よしひで)官房長官が存在感を示した。若い世代に「令和おじさん」の愛称で知名度が浸透したことも追い風となり、
「ポスト安倍」候補として浮上したといえる。

 次期首相に関する質問では、菅氏が5.8%の支持を集め、自民党の小泉進次郎厚生労働部会長(25.9%)や石破茂元幹事長(20.7%)
らに次ぐ4位に浮上した。昨年10月の調査では、菅氏への支持は2.7%で、全体の6位にとどまっていた。

 菅氏が1日の元号公表の記者会見で「令和」と書かれた墨書を掲げ、インターネット上で拡散したことなどが影響したとみられる。

 回答を自民党支持層に限ると、菅氏は9.4%となり、3位の岸田文雄政調会長(13.9%)に迫った。菅氏は現役世代の男性の人気が特に高く、30代に限ると13.9%、40代では14.4%の支持を集めた。逆に30代の女性は
1.5%、40代は2.3%だった。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190409-00000502-san-pol