もし都市伝説を信じるなら、東京には幽霊の出る場所が30か所以上あるという。
そういった場所では夜毎に、甲高くて魂が凍りそうな叫びが聞こえたり、半透明なシルエットが現れたりする。
東京に暮らす人も、旅行客でさえも、そういった場所にはできるだけ近寄らないようにするものだ。
しかしスプートニク取材班はハロウィンを前に、幽霊がいるという最も恐ろしい5か所を実際に訪れてみることにした。
信じる人も信じない人も、鳥肌が立つことだろう。

以下にご紹介するランキングは、ピックアップした場所のうち、「怖くない順」になっている。

5 赤坂ウィークリーマンション

ある英語版の観光ガイドによれば、赤坂ウィークリーマンションは、霊が出る最も危険な建物ランキングの
一位に入っているという。ネット情報によれば、この建物は誰もいないのに電気が点いたり消えたりし、
白い煙が出たり、誰かが触れてくるような冷たい感触を感じるのだという。

日本で、赤坂ウィークリーマンションといえば、プチエンジェル事件の舞台として有名だ。
2003年7月、小学生の少女4人が誘拐され、未成年デートクラブ「プチエンジェル」の経営者が契約する一室で、
4日間にわたって監禁された。犯人はこの部屋の居間で自殺し、少女のうち一人が抜け出して助けを呼んだ。

この後、東京では、未成年者売春のネットワークやポルノ撮影所などが摘発された。この非合法ビジネスには、
「非常に大きな影響力」をもつ人々が関わっているとの噂があり、この事件はクローズされた。
しかし、霊が出るという噂は現在に至るまで囁かれ続けている。

取材班が赤坂を訪れたとき、かつての赤坂ウィークリーマンションはもうなく、跡地には2軒のホテルが
建っていることがわかった。赤坂ウィークリーマンションにいた幽霊はその場にとどまったのか、
それとも新しい住処を見つけたのだろうか。

https://jp.sputniknews.com/opinion/201810315522625/