JR札幌駅南口の札幌西武跡地を含む札幌市中央区北4西3の再開発に向け、家電量販店ヨドバシカメラ(東京)など
16地権者が、5月に再開発準備組合を設立することで合意したことが27日、分かった。ホテル、オフィスフロア、
ヨドバシ店舗などの複合ビルで、2023年着工、25年開業を目指す。
30年度の北海道新幹線延伸に向け、札幌の新たな顔づくりが動きだす。

街区は9900平方メートル。現在はヨドバシ所有の西武跡地約6300平方メートルとビル5棟、立体駐車場がある。
今月中旬、オリックス不動産(東京)など地権者が、現在ある建物解体と街区全体でのビル整備に向け、組合を設けることで一致した。

低層棟と高層棟を整備し周辺を緑地整備する案が有力とされる。高
層棟は30階超の高層ビル建設を視野に入れ、低層棟はヨドバシ店舗など商業施設を想定。
札幌駅前通地下歩行空間(チカホ)などと直結する。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/290773/