「大丈夫だと思った」 沖縄へ出港わずか30分で流されて・・・ 静岡・浜名湖 
3/19(火) 14:55配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190319-00000003-sut-l22

テレビ静岡
18日、湖西市でプレジャーボートが浜名湖にかかるJR東海道線の橋に接触し、列車が運転を見合わせる事態となりました。

乗っていたのは63歳の男性(宮崎県在住)で、沖縄に向けて出発した直後でした。

男性は18日午前10時、所有する全長8.5メートルのプレジャーボートで浜名湖を出発。
しかし20分後、外洋に出る前に浅瀬に乗り上げてしまいます。

船を停めて状態を確認しましたが、プロペラを動かすクラッチが故障。
操縦不能となったボートはそのまま風と潮流に流され、出港から30分後、近くにあったJR東海道線が走る西浜名橋の橋脚にぶつかりました。

男性にケガはなく、ボートは通りがかった他の船に曳航されて港に戻りました。
橋脚にも目立った損傷はありませんでした。

男性は「浅瀬に乗り上げたあとも振動も異音もなく、大丈夫だと思った」と話していてます。

JR東海は安全確認のため浜松−豊橋間の上下線で一時運転を見合わせ、列車5本に最大55分の遅れが生じ、約1850人に影響がでました。

御前崎海上保安署によると、当時は航海には理想的な気象、海の状態だったということです。

男性は5日間かけて途中の港で燃料補給をしながら沖縄に向かう予定でしたが、わずか30分で中止となってしまいました。