辺野古阻止でけが 警察に告訴状

基地建設に反対する運動の最中に、警察官に制圧されてケガをしたと訴える人たちが刑事告訴しました。

会見を開いた市民団体によりますと、辺野古や高江の基地建設に反対する運動の最中に、警察官に排除され転倒し、頭蓋骨を骨折した、頸椎をねん挫した、などと訴える人たちが複数確認されています。

こうした人たちはこれまで警察に苦情を申し立てていましたが、事実だと認められなかったため、刑事告訴に踏み切りました。

今回は4人が、警察署長や検察に告訴状を提出し、加害者を特定して処罰するよう求めています。

中村淑子さんは「ひどい排除をしていたということ。そんなことを機動隊員にさせる権力、国の力というものに大変驚いた」と話していました。

また市民団体は集団告訴の目的について、暴力的な警備によって市民が萎縮しないよう「安全に表現行為ができる状況を作りたい」とも話しています。

http://www.qab.co.jp/news/20190228111727.html
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