https://www.cnn.co.jp/world/35132635.html
カナダ海岸にまた足首漂着、事件性なしと当局

カナダ西部ブリティッシュコロンビア州の海岸に流れ着いた人間の左足首について、同州の検視当局は13日までに、
いかなる事件性も認められないとの見解を示した。足首の身元は判明していないとして、一般に情報提供を呼びかけている。

足首は真新しいグレーのスニーカーを履いた状態で昨年9月に見つかった。当該地域で人間の足首が漂着するのは、2007年以降で15件目。

州検視当局の報道官は「犯罪行為の疑いを示す証拠は一切認められない」「死因は自然死か、自殺か、(転落のような)事故死とみられる」と述べた。

足首部分だけが流れ着く理由について、当局は遺体が分解する過程に原因があると説明。
体の大部分が腐敗して分解していくのに対して、靴を履いた足首はそうした分解を促す要素や海洋生物などから守られるという。

これまでの15件中、10件は身元が判明している。15件目の足首に関してはDNAテストの結果、行方不明者のものではないことが分かった。
スニーカーのサイズは27.5センチで、履いていた人物は骨の構造から50歳未満の男性とみられている。