VLCは巨大な人気を誇るメディア再生サービスだが、このほどダウンロード数30億というものすごい到達点を記念して、AirPlayのサポートを加えた。
この新しい機能を発表したのは、同社の主席デベロッパーのひとりJean-Baptiste Kempfだ。
彼はCESの会場でVariety誌のインタビューにつかまり、それを口にした。
ユーザーはAndroidやiOSデバイスからApple TVにコンテンツを送れるようになる、と彼は言った。
VLCの次のバージョン、4.0にそれは載り、この夏のChromecastのサポート以来の大型アップデートになる、という。
しかしVLCの10数名の開発チームは、そればっかりやってるわけではない。
Variety誌によると、目下チームは、VRコンテンツをネイティブでサポートすることに挑戦している。
ただし独自のSDKを作るのではなく、既存の人気ハードウェアをリバースエンジニアリングして機能を提供し、2Dのコンテンツを映画のような環境で見れるオプションも含める。
対応プラットホームを増やす計画もある。
VentureBeatによれば、VLCのチームがねらっているのは、PlayStation 4, Nintendo Switch, Rokuなどのデバイスだ。
VLCを管理しているのは、非営利の母胎的団体VideonLANだ。
CESので30億のダウンロードを発表したときは、上図のようなライブのチッカーを使った。
10億ダウンロードに達したのが、2012年の5月だった。
そもそもの始まりは、1996年の、École Centrale Parisにおける学生プロジェクトだった。
その後の成長ぶりは、信じられないほどすごい。
[VLCはわれらのヒーローだ!30億になってもアドウェアやユーザー追跡などのがらくたがないのは偉い!]

https://jp.techcrunch.com/2019/01/12/2019-01-11-vlc-airplay-3-billion/