5月1日改元 行政システムの改修作業に万全期す 政府

平成に代わる新しい元号がことし4月1日に決定されることを受けて、政府は全府省庁の連絡会議を開き、
原則、改元が行われる5月1日までに、税や社会保障などの行政システムの改修作業を終了できるよう
万全を期すことを確認しました。

平成に代わる新しい元号について、安倍総理大臣は年頭の記者会見で、ことし4月1日に閣議決定し、
直ちに発表したうえで、5月1日に改元を行う考えを示しました。

これを受けて政府は11日内閣府で全府省庁の連絡会議を開き、原則、改元が行われる5月1日までに、
税や社会保障などの行政システムの改修作業を終了できるよう万全を期すことを確認しました。
また改修が間に合わない場合に備え、「平成」の表記が残る証明書なども有効であることを周知するとともに、
来月中に証明書などを訂正する際の手順など対応策を取りまとめることも申し合わせました。

連絡会議では今後、パソコンのOS・基本ソフトを製造している企業などと連携し、国民生活や企業の活動に
支障が出ないよう、情報を提供する体制の構築の検討を進めることにしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190111/k10011775491000.html