2018年の日本株の大幅安は海外勢の売り越し姿勢が響いたことが確認された。
海外勢の現物株売越額は史上2番目の高水準となり、投資主体でも突出した。

  東京証券取引所が9日に発表した年間投資部門別売買動向(東証、名証2市場の1・2部合計)によると、外国人の現物株の売越額は5兆7449億円と2年ぶりに売り越しに転じた。
売越額はブラックマンデーのあった過去最大の1987年(7兆1928億円)に次ぐ高水準。
大阪取引所が発表した先物(ミニ含めたTOPIXと日経平均の合計)では海外勢は7兆4270億円売り越しており、現物・先物での合計売越額は13兆1719億円に達した。

  このほか、主な売り越しは都・地銀の7793億円、個人の3695億円、生・損保の3542億円など。

2018年海外勢の日本株売越額、現先合計13兆円超−事法買い越す
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-01-09/PL1YPG6JTSEB01