【北京共同】中国国家統計局と中国物流購買連合会は31日、12月の景況感を示す製造業購買担当者指数(PMI)が
49・4だったと発表した。前月と比べ0・6ポイント悪化し、2016年2月以来、2年10カ月ぶりの低水準となった。
好不況を判断する節目の50を割り込んだ。米国との貿易摩擦の影響が中国の製造現場に広がった。

 中国経済は19年にさらなる成長鈍化が見込まれており世界経済の不安定要因となりそうだ。習近平指導部は
減税などで景気を下支えする構えだ。

 50を下回ったのは16年7月以来。輸出向け新規受注の動向を示す指数が46・6、輸入の指数も45・9と悪かった。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018123101001094.html