フィリピンに今度は「少女像」設置 日本の妨害懸念も
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フィリピン・ラグナ州のサンペドロ市で28日(現地時間)、旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する
「平和の少女像」の除幕式が行われた。韓国・忠清北道提川市の前市長、李根圭(イ・グンキュ)氏が伝えた。

 少女像の設置は昨年9月にサンペドロ市長が提川市の少女像を訪問した際に、サンペドロ市側が提案して推進された。 

 除幕式には李氏のほか、「平和の少女像」を製作したキム・ソギョンさん、キム・ウンソンさん夫妻など韓国側の代表団8人が出席した。
またサンペドロ市長をはじめ地域の関係者など100人余りも出席した。 

 李氏は「平和の少女像は怒りと憎しみを越え、女性の人権、社会的弱者に対する愛、人類の平和共存を望むわれわれ皆の念願」とし、
「今回の平和の少女像の建立が韓国とフィリピンの友好増進と世界平和に寄与することを願う」と述べた。

 サンペドロ市長は「女性の人権と平和に対する希望が、サンペドロ市で光や塩のように大切な価値になるだろう」と話した。 

 フィリピンでは首都マニラにも慰安婦被害者を象徴する女性像があったが、日本側が撤去を強く要請した後、4月に撤去された。
今回も日本の妨害が予想され、少女像がこのまま維持されるのか注目される。