兵庫県三田市ゆりのき台3の民有地に、24時間営業の大型スーパー「トライアル」が進出することが15日、分かった。来年1月に建物の建設工事に着手し、6月下旬の開業を
目指す。市内では今年11月、けやき台1に開業した複合商業施設「けやきプラザ」以来の大型店となる。

 「トライアル三田ウッディタウン店(仮称)」。食品や衣料、家電、雑貨などを幅広く扱い、ディスカウント店の機能も併せ持つ「スーパーセンター」と呼ばれる業態で、トラ
イアルカンパニー(福岡市)が運営する。

 同社の計画によると、2・5ヘクタールの敷地に床面積4400平方メートルの平屋店舗を設ける。駐車場は約200台を収容できる。土地と建物は不動産開発のアーク不動産
(大阪市)が所有し、トライアルが運営する。

 同社は九州や北海道を中心に全国に200店舗以上をチェーン展開しており、2017年度の売上高は3452億円。兵庫県内には西宮、姫路、明石、養父市に計4店舗がある


 新設する三田の店舗周辺には大手企業の研修施設や事業所があるほか、片側2車線の道路を挟んだ東側には住宅地が広がる。

 南西約1キロには今年6月に商業施設「三田まほろばブレッツァ」が開業している。家電、衣料の専門店や飲食店が入る「けやきプラザ」にも近い。異なる業態の商業施設が相
次いでオープンし、市民の生活利便性の向上が期待される。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sanda/201812/0011907800.shtml