ブルームバーグニュースがまとめたアナリストの予想平均によると、日産自の米販売は11月に約16%減少した。
予想通りとなった場合、4月以来の大幅減となる。

ゴーン容疑者はかつて、米市場シェア10%達成を目標に掲げた。
同社は目標を達成するために大幅な値引きを実施、利益性の低いレンタカー事業者向けの納車を増やした。
日産自はこの戦略を転換する可能性を示しているが、
オートトレーダーのアナリスト、ミシェル・クレブス氏は軟調な自動車市場において日産自は苦戦を強いられるとみる。

北米日産のデニス・ルヴォット会長はロサンゼルスでの自動車ショーでインタビューに応じ、業者向け販売は今年約9万台減少すると述べた。
オートモーティブ・ニュース・データ・センターによると、日産自の販売に対する在庫比率は11月1日時点で約68日間と、5月初旬の88日間から低下した。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-02/PJ0LU66S972C01