<仙台市地下鉄>南北線の車両更新へ 22年度以降、開業以来初めて
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201811/20181129_11018.html
南北線の現行車両。開業から31年が経過し、新型車両の検討が始まった
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仙台市地下鉄 路線図
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仙台市交通局が地下鉄南北線の車両を2022年度以降、
新型に切り替える方針を固めたことが28日、分かった。
局内にワーキンググループ(WG)を発足させ、既に仕様などの検討に着手している。
南北線の車両更新は1987年の開業以来初めてで、新たな性能やデザインが注目される。
最新の運行システムへの対応、省電力化、快適性向上、バリアフリー、
車内のテロ対策、電子広告(トレインビジョン)の搭載などが課題になっている。

現行の1000系車両は87年7月、八乙女−富沢間開業と同時にデビュー。
88年、性能やデザインに優れた車両に贈られる「ローレル賞」を受けた。
2003年度からは約10年がかりで大規模な改修工事が行われた。
冷房装置が導入され、行き先表示や車内表示などが発光ダイオード(LED)化された。

市交通局によると、鉄道車両の耐用年数は一般的に40年とされ
、南北線は9年後に迫る。外装は比較的きれいな状態を維持するものの
窓枠付近には経年劣化による腐食があり、パテで埋めて塗装を重ねている。
 今後、WG内での検討を経て1、2年程度で具体的な更新計画を立てる。
南北線は現在21編成(1編成4両)があるが、仙台都市圏の将来の
人口減少なども見極めながら新型車両の導入数などを決定する。