韓国 慰安婦財団解散を発表 日本政府10億円拠出も
2018年11月21日 水曜 午後8:56

韓国政府は、日本政府との合意に基づいて設立した、元慰安婦の支援財団を解散すると発表した。

韓国政府は21日、「和解・癒やし財団」を解散し、事業を終了すると発表した。

この財団は、慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的な解決」を確認した2015年の日韓合意に基づき、
日本政府が10億円を拠出して、韓国政府が設立した。

財団は、存命だった元慰安婦の7割以上に、1人およそ1,000万円の支援金を支給してきたが、
2017年、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が「合意で問題は解決しない」と主張して以降、事実上、活動を休止していた。

韓国政府は今後、日本の拠出金の残りおよそ5億8,000万円の扱いについて、
日本政府と協議する意向だが、
「合意の破棄や再交渉は求めない」としている。
https://www.fnn.jp/posts/00406023CX