オスプレイ、朝霞の自衛隊観閲式に登場 米海兵隊が祝賀飛行、市民ら「訓練しかない」「ルール守って」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181015-00010001-saitama-l11
https://amd.c.yimg.jp/amd/20181015-00010001-saitama-000-1-view.jpg
自衛隊観閲式で米海兵隊の輸送機MV22オスプレイが飛行した。オスプレイを巡っては今月、米軍横田基地(東京都福生市など)に空軍のCV22が正式配備された。
陸上自衛隊への導入計画も進む一方、民間空港への緊急着陸が相次ぐなどして安全性への懸念はぬぐえないまま。自衛隊幹部からは「何も祝賀飛行でオスプレイを飛ばさなくても」との声が漏れた。

本田美奈子ミュージアム、大好きだった朝霞でプレオープン 母親「笑顔が目に浮かぶ」 9月に正式オープン

 米海兵隊の輸送機MV22オスプレイ2機は観閲式の終了間際に、米海兵隊による祝賀飛行の一環で登場した。

 陸上自衛隊朝霞訓練場の上空北側の方角からプロペラを水平方向にした固定翼モードの2機が現れ、観閲式会場の東側をゆっくりと飛行。南側で旋回して西の空にそのまま飛び去った。2分弱の飛行時間だった。

 その前に、初めて観閲飛行した航空自衛隊のF35戦闘機がごう音を響かせて存在感をアピールしていたのとは対照的だった。

 観閲式を見に訪れた60代の自営業男性=朝霞市=は、2年前の観閲式でもMV22を見たという。「飛行機だから落ちることもあるでしょう」と達観気味。「自衛隊もオスプレイを買ったんだから、訓練するしかない」。
東京都町田市の20代の女子大学生は「オスプレイが飛ぶのを見たのは初めて。新鮮だった」と笑顔を見せ、安全性への懸念については「ルールを守って飛べば大丈夫だと思います」と話していた。