かつて住んでいた自宅周辺の民家や車などにペンキをかけたとして、千葉県警館山署は10日、建造物損壊と器物損壊の疑いで、同県鴨川市江見青木の無職、鈴木豊子容疑者(70)を逮捕した。
鈴木容疑者は「間違いありません。7年間のかたきをとりました」などと話しているという。

逮捕容疑は8月1日午後11時20〜50分ごろ、同県館山市の無職男性(74)の自宅の外壁や車のボンネットなどに赤色のペンキを投げかけ、損壊させたとしている。

同署によると、被害額は近くの私道も含め、約132万円で、鈴木容疑者はおたまを使って一斗缶に入った赤色の油性ペンキを外壁などに投げかけていた。
鈴木容疑者は24年ごろに男性宅の近くに越してきており、周囲には男性夫婦に嫌がらせを受けたなどと話していたという。

27年6月ごろから男性の自宅や車に対する損壊事件が相次いでおり、同署は余罪があるとみて調べている。

http://www.sankei.com/affairs/news/181010/afr1810100018-n1.html