日本のアレクサンダー・パノフ駐韓ロシア大使は9月19日の毎日新聞とのインタビューで、 ロシアと日本は過去に両国間の友好条約を共同で作成している事を明らかにした。

パノフ首相は、ロシアのプーチン大統領から安倍晋三首相への最近の提案の根拠として、モスクワと東京は年末までに前提条件なしに平和条約に調印するとしている。
プーチン大統領が提案した条約には、ロシアと日本の友好関係を確認する表現が含まれているが、領土問題となっている北方領土問題への言及は含まれない。
北海道最北端の4島は第二次世界大戦終結直後にソ連軍に占領された。
ボリス・エリツィン大統領は、1996年から2003年にかけてロシア大使を務めたパノフによれば、1998年11月、ボリシェ・エリツィン大統領は日本の首相小渕恵三に
二国間平和条約締結のための二段階アプローチを提案した。この提案のもと、両国は領土問題を解決する意思を表明する「平和、友好、協力の条約」を最初に
支持することになる。第2段階では、両当事者が紛争を解決し、本格的な平和条約を導入しようとするものである。

ソースは毎日新聞
https://mainichi.jp/english/articles/20180920/p2a/00m/0na/029000c