ザ・バンカーは毎年、世界の各銀行の中核的自己資本などを評価し、上位1,000行のランキングを発表している。
工商銀と建設銀は17年のランキングと同様、それぞれ1位、2位となり、中国銀は4位から3位に、農業銀は6位から4位にそれぞれ上昇した。
中国の銀行は利益でも上位5行のうち4行を占め、世界の銀行の利益総額の3分の1近くを稼ぎ出した。

ザ・バンカーは「中国の銀行は資本の面でも利益の面でもその優位性をさらに高め、米国の大手銀行との差を拡大している」と指摘した。
中国新聞社電が2日伝えたところによると、中国銀行国際金融研究所の原暁恵研究員も「中国の銀行業は中核的自己資本の総額、
資産総額、税引前利益の総額がいずれも3年連続でユーロ圏や米国を上回り、地域別のトップになっている」と中国の銀行の強さを強調した。

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