ソフトバンクグループは9日、携帯電話子会社ソフトバンクの東京証券取引所への上場に向けて
予備申請を行ったと発表した。上場すれば、フリーマーケットアプリ運営のメルカリを抜き、
今年最大規模の新規株式公開になる見通し。中核企業の経営基盤を強化するとともに、調達資金を
有力なベンチャー企業への投資に振り向け、グループ全体の成長につなげる。

 孫正義会長兼社長は今年6月の株主総会で「これまでは通信事業に頭の97%を使っていたが、
そちらを(ベンチャー企業への)投資に回す」と強調。親会社のソフトバンクグループは
戦略的持ち株会社の性格を強める方針を示していた。
(共同)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018070901002326.html