男性は救出作業のための空気ボンベを運搬し、約5時間かかる帰り道を戻る途中だった。救助活動で多くの人間が入ったため、
洞窟内の空気の酸素濃度は低下しているという。男性は徒歩中に酸欠で、意識不明になった可能性がある。
仲間が洞窟内で蘇生を試みたが息を吹き返さず、病院に搬送され死亡が確認された。

 当局は事態を重視し、洞窟内に酸素を送り込むためのホースの設置に向けた作業に6日、着手した。
 軍によると、栄養不良などから、少年2人とコーチが衰弱しているという。
 少年らの救出方法では、外部から通じる穴を掘る方法もあるが、適当な場所はまだ見つかっていない。
また、大雨が降れば水位が上昇し、今いる場所も危なくなる可能性がある。

 このため、地元英字紙ネーション(電子版)は、少年らに潜水をさせ脱出させる方法がとられるのは「明らかだ」としているが、難所も多く、危険が多い。

https://www.sankei.com/smp/world/news/180706/wor1807060055-s1.html