本田、8強狙ってるから次で決める「弱点見つけている」

 日本代表は22日、ロシアW杯ベースキャンプ地カザンで、24日のセネガル戦に向けた練習を冒頭15分だけ公開して行った。
両足打撲で別メニュー調整だったMF本田圭佑(32)=パチューカ=はこの日から完全合流。
勝てば2大会ぶり3度目の決勝トーナメント(T)進出確定となる可能性がある中で、本田は史上初の8強入り以上を狙うためにも次で決めるべきと力説。
2大会連続得点中のアフリカ勢の弱点も分かっていると自信を示した。代表は練習後、チャーター機でセネガル戦が行われるエカテリンブルクに入った。

 南ア大会は1次L初戦のカメルーン戦で白星発進したが、2戦目のオランダ戦を落として、3戦目のデンマーク戦に勝って16強入りを決めた。
決勝T1回戦のパラグアイ戦は延長戦でも決着がつかず、PK戦で敗退した。

 「2戦目に決められなかった時の3戦目の消耗具合もあり、そこでもし(1次Lを)突破できたとしても、ベスト8をかけた戦いに、ものすごく消耗した状態で挑んだ経験がある。
理想論は2戦目で決める。それが本当の意味で上を目指すことができる戦略を立てられる状態なのかなと思います」

 セネガルに勝てば、決勝T進出はほぼ手中に収めることができ、決勝T初戦に向けた調整もできる。
引き分け以下だと、中3日で臨む1次L最終戦のポーランド戦に全力集中しなければならず、肉体的にも精神的にも追い込まれる。
史上初の8強以上を狙うなら、セネガル戦の勝利が理想だ。

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