全世界がサッカーを楽しむ祭典に集まった外国人からどうしてこれだけ女性差別発言が続出しているのか。げんなりさせられる話題がまた出現してしまった。
6月16日、SNS上にショッキングな動画が拡散した。W杯観戦のためにロシアを訪れたブラジル人サポーターらが若いロシア人女性を囲んでポルトガル語で卑猥な歌を歌っている。
このロシア人女性はポルトガル語が理解できないまま、愛想よく笑い、自分も調子を合わせて歌い始めた。
ところがブラジル人らが叫び、女性に言わせていた歌詞には「桃色のヴァギナ」(buceta rosa)という女性性器を示す卑猥なセリフが繰り返されていたのだ。
この様子を撮影した動画は最初SNS上にジョークとして流布されたという。ところがブラジル当局と市民はこれを見て怒りに燃え、国中を轟かすスキャンダルにまで発展してしまった。
動画に撮影されていたブラジル人男性らは性差別を行い、ロシア人の友好的なホスピタリティを悪用したと本国で激しく糾弾されている。
一方ロシアではこの動画は広範には流布されず、映されていた女性とのコンタクトはまだとれていない。
一方でロシアの権利保護組織「change.org」は女性を侮辱したブラジル人らへの処罰を要求する請願書をまとめ、ロシア内務省および在露ブラジル大使館へすでに提出している。
請願書を書いたアリョーナ・ポポワ氏はこの男性らには「ロシアのすべての女性の名誉と尊厳を傷つけた」ことへの責任を負わせるべきだと主張している。

以下ソース
https://jp.sputniknews.com/worldcup-2018-archive/201806225026936/
動画はソースで