http://jp.ign.com/final-fantasy-vii-remake/25992/news/ff7
スクウェア・エニックスによる『ファイナルファンタジーVII リメイク』はE3 2018を“すっぽかした
”最大のタイトルのひとつだ。

今年3月にも品質向上のため、新たな人材を募集したばかりだということを考えると、本作の
発売までは相当長い道のりがあるだろう。しかし、野村哲也ディレクターはIGNとのインタビューでファンに明るい希望を与える発言をした。

『FF7 リメイク』はやっと「初期の構想段階」を脱し、本格的な開発に入ったというのだ。
野村ディレクターはIGNに対し、『FF7 リメイク』と『キングダム ハーツIII』の開発が「並行」して行われていると発言。『キングダム ハーツIII』の仕事をしていないときは『FF7 リメイク』にすべての精力を注いでいるという。

「今はもう、ただの初期の構想段階ではありません」と野村ディレクターが『FF7 リメイク』に
ついて話す。「私たちは実際に開発に入っています。私は今、『キングダム ハーツIII』に100%打ち込んで、そして『ファイナルファンタジーVII』に100%打ち込んで、また
『キングダム ハーツIII』に100%打ち込むという感じで、両者の間を行ったり来たりしています」

両タイトルの並行開発を実現させるために、野村は長時間仕事をしなければならないが、特に気にしないという。野村は余暇の時間を他人と過ごすよりも、残業の方が好きだと話している。

「私は全然疲れを感じませんね」と野村。「仕事は楽しいですよ。実は人間関係のことよりも働くのが好きなので、人間関係の管理をしなくても良いときは、仕事に集中してモノを創りたいです。
仕事をしないよりも、している方が私にとっては心地よいですね」

野村にたくさんの味方――ファン――がいることは、彼にとっては非常に望ましい環境だ。それはゲームを制作するキャリアを可能にしているだけでなく、野村が仕事にずっと力と
時間を注いでいくインセンティブともなっている。