仕事で忙しい日々が続くと、気持ちが滅入るのも無理はない。「もっと楽な仕事がしたい」と思い、転職サイトを開いたことがある人もいるだろう。

しらべぇ編集部では、全国20〜60代有職者の男女666名に「仕事について」の調査を行なった。「仕事では、できるだけ楽をしたい」と考えている人は、全体で59.5%もいることが判明したのだ。

■若い男性は楽をしたくない
性年代別では、20代男性だけが極端に少なくなっている。
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若い男性は、そこまで懸命に働きたいのだろうか。

「楽すぎる仕事は、退屈に感じると思う。今はまだまだ覚えることがある時期なので、忙しいくらいがいい」(20代・男性)

■楽をするのではなく効率化を
若い頃はやる気に満ちていた人たちも、長期間働いているうちに「どうも、これだけではダメだ」と感じるようだ。

「私も昔はたくさん働いて、スキルを上げたいと思っていた。ただ無理をしすぎると、精神的にも肉体的にも疲弊する。楽できそうな部分は、上手に手を抜いていいと思う」(30代・女性)



生産性を上げるほうに、目を向ける人も多い。

「『楽をする』って言葉だと、なんだか悪い印象。『効率化する』って言いかえれば、いい感じに聞こえる。無駄に長い時間働いても、疲れるだけで生産性が上がらないから」(30代・男性)

■プライベートを充実させたい人は…
リア充と恋愛体質の人は、7割以上が仕事で楽をしたいと考えている。

どちらも、プライベートが忙しい人たちだ。

「仕事が終わってからの時間も大切にしたいから、疲労困憊するくらい忙しいのは嫌。友達と飲みに行くくらいのエネルギーは、残しておきたい」(30代・女性)



本当は、恋愛を中心にして生きたいと思っている人も。

「できるなら、彼氏と会う時間をなによりも優先したいくらい。でも仕事をほったらかしにするわけにはいかないから、仕方なくがんばっている感じ」(20代・女性)



人生の大半を費やす仕事は、「楽しく働く」のが一番の理想といえるだろう。
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