『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』(以下、UC)の続編を描いた新作となる劇場版『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』(以下、NT)が1
1月に公開されることが20日、都内で行われたイベントで発表された。『UC』のストーリーを担当した福井晴敏氏が脚本を手掛け、サンライズ第1スタジオが制作を担当する。

【画像】ナラティブガンダムや場面カットなどが公開

 テレビ放送がスタートしてから来年で40周年を迎える『機動戦士ガンダム』。『UC』は『機動戦士ガンダム逆襲のシャア』の3年後の宇宙世紀
0096年が主な舞台で、一年戦争の発端にも関わるラプラス事件が物語の中核。発表された『NT』は、ラプラスの箱が開かれた宇宙世紀0097年が舞台となる。

 イベントでは、主人公・地球連邦宇宙軍所属のヨナ・バシュタ、ヨナの幼なじみのミシェル・ルオ、消息不明となったユニコーンガンダム3号
機フェネクスのパイロット、リタ・ベナルのキャラクターデザインとともに、ヨナが搭乗するナラティブガンダムも公開された。

 タイトルの「NT」について脚本の福井氏は「ニュータイプ(=New Type)にかけた。ナレーション、語る、編集するというような意味合いがある」と語った。

 また、ヨナが搭乗するナラティブガンダムについて「少し頼りなく見えるかも知れませんが、今回のコンセプトは『着せ替えガンダム』」と、作戦に応じて複数の武装を換装することを明かした。

■あらすじ
U.C.0097――。『ラプラスの箱』が開かれて一年。ニュータイプの存在とその権利に言及した『宇宙世紀憲章』の存在が明かされても、世界の
枠組みが大きく変化することはなかった。のちに『ラプラス事変』と呼ばれる争乱は、ネオ・ジオン残党軍『袖付き』の瓦解で終結したかに見
えた。その最後の戦闘で、2機のフル・サイコフレーム仕様のモビルスーツが、人知を超えた力を示す。白き一角獣と黒き獅子、2機の驚異は、封印されることで人々の意識から遠ざけられ、忘れ去られるはずだった…。

しかし、2年前に消息不明となっていたRX-0 ユニコーンガンダム3号機が、地球圏に再びその姿を見せ始めた。金色の“不死鳥”…その名は、フェネクス。


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