ベネッセコーポレーションの展開する小学生向け通信教育講座「進研ゼミ 小学講座」では、
4月から小学校高学年向けに、小学校でのプログラミング教育必修化に対応する学習教材の提供を始めた。
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 第1弾として、小学4年生向けに理科の電気単元を学習する「電気迷路エンジニア (5月号)」を提供する。
電気の学習はプログラミング的思考を学ぶのに適した単元だが、子どもが苦手意識を持ちやすい分野でもあるため、
楽しい学び方の工夫によって、教科の深い学びとプログラミング的思考の学びの両立を目指している。

 具体的には、「電気のはたらき」に関する知識を使い、ロボットをゴールへ導く適切な手順を試行錯誤する事で、
プログラミング的思考を養うと同時に、単元「電気のはたらき」の理解を深めることができる内容となっている。

 さらに7月号では、小学4年生から6年生向けに、プログラミング的思考を5つの力
(抽象化する力、分解して理解する力、順序立てて考える力、分析する力、一般化する力) に分解し、
それをスモールステップ形式で効果的に定着させる教材「プログラミングワールド」を提供する。
同教材では、実際のプログラミングでも必要な「条件分岐」や「繰り返し」を使ってロボットを操作し、
その過程でプログラミング的思考のサイクルを定着させることを狙っている。

 いずれの教材も追加受講費なしで、「進研ゼミ 小学講座」専用学習タブレット<チャレンジタッチ>や、
会員専用サイト「チャレンジウェブ」で利用することができる。
 今後「進研ゼミ 小学講座」では、さらに発展的な内容を学ぶ教材や学年別の教科の学びを深める教材の提供を予定している。

そーす
https://ict-enews.net/2018/04/23beness/
小学生高学年向け「進研ゼミ 小学講座」にプログラミング教育教材