女神転生の基礎ともいうべき、世界観やゲームデザインなどを手がけた鈴木一也氏をご存知だろうか。たとえば、シリーズの名言「コンゴトモヨロシク」というセリフを考えたのも鈴木氏である。

(中略)

鈴木: もともと、アトラスは私がメガテンに関わったことをずーっと伏せていたわけです。これは言っても大丈夫ですよね(笑)? 要はまあ「メガテンは自分たちのものである」という気持ちがアトラスにはあるんで、アトラスを辞めた鈴木と上田さんまで無かったことにされて、ファミ通とかには金子、岡田コンビで……。

小林: あーあーあー(笑)!

記者: 話題を変えましょう(笑)。

(中略)

鈴木: かつて僕が作った「モンスターメーカー」というゲームがあるのですが、ゲームボーイの初代「ポケットモンスター」は、ポケモンの開発者がモンスターメーカーをプレイして「あ、これだ! モンスターを仲間にすればいいんだ!」と思って作ったらしいです。

(中略)

鈴木: 「真・女神転生」はアトラスから発売されましたが、いろいろと奇跡的な背景がありました。ナムコの営業さんは自分のところで続編を出したいという話だったんですよ。ところが、実はファミコンのメガテンって最初あんま売れなかったんです。30万本ぐらいですね。

ナムコさんのゲームは百万本売れてもおかしくないレベルの人気作ばかり。ナムコさんの社内プログラマーが自分たちで作って3か月で作れるゲームが百万本売れるんです。ところが、アトラスに作らせたゲームが八か月かかって30万本しか売れない。

そうなると、ナムコさんのプログラマーから「そんなゲームはナムコはいらない!」という声が上がるわけです。ナムコさんはプログラマーの発言力が強いので、「じゃあアトラスで売っていいですか?」という流れで、まんまとせしめたんです(笑)。

記者: ナムコさんは「いいよいいよ出しなよ」という流れだったんですね。

鈴木:「じゃあやっていいですよ」って。もの凄くラッキーでした。

(以下略)

長すぎるので全文と写真は以下ソース
http://buzz-plus.com/article/2018/04/23/illusionary-tales-the-13month/
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