自民党群馬県議が新潟駅などを視察
新潟空港への乗り入れ構想に関心
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20180419387825.html

JR新潟駅連続立体交差(在来線高架化)事業が15日に第1期開業を迎えたことに合わせ、
群馬県の自民党県議8人が18日、新潟駅と新潟空港を視察した。
長年議論が続く上越新幹線の空港乗り入れ構想が、群馬にも観光や物流面で
メリットがあるとみて実現可能性を探った。

構想は昨年末、本県政財界のトップでつくる「新潟空港アクセス改善協議会」が、
採算などの面から事実上棚上げする報告書をまとめた。
ただ県によると、実現した場合は高崎駅(群馬県)から各空港までの所要時間で、
新潟空港が最短となる。このため群馬県議会でも議論の対象となっている。

新潟駅に到着した一行は新幹線と在来線の同一ホームに移動し、
新幹線と特急の対面乗り換えなどを見学。新潟空港では、空港利用者拡大などに
取り組む本県の方針の説明を受けた。同行した本県の自民党県議とも意見交換し、
構想の実現に向けた費用などの課題や観光ルートについて話し合った。

群馬県の星野寛県議は「羽田や成田(空港)に目が行きがちだが、
新潟空港も使い方によっては利便性が高いと実感できた。
人やものの流れで非常に大きな可能性があり、われわれがどう関われるか考えていきたい」と話した。