NEC、執行役員級に成果主義導入へ

NECは2018年度中に執行役員クラスの人事報酬制度に成果主義を導入する。業績目標の達成度合いに加え、
経営のスピード感を重視する。業績が低迷するなか、新野隆社長はかねて執行役員の評価に降格が無いとして
疑問を呈し「緩く優しい制度が残っている。厳しい会社にならなければ」と表明していた。

16日付で人事や企業文化の改革に取り組む「カルチャー変革本部」を新設する。日本マイクロソフトで
人事部門の責任者を務めた佐藤千佳氏を本部長に招く。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2941480015042018TJC000/


NEC、「カルチャー変革本部」を新設し次の成長に向けた新たな企業文化の構築に着手
〜外部のプロ人材を採用し、119年目の大改革へ〜

2018年4月16日
日本電気株式会社

NECは、人事改革などを通じて企業文化の抜本的な変革を図るため、本日付で「カルチャー変革本部」を
新設しました。同本部は、変化のスピードが増し不確実性が高まる世界の市場環境において、成長に向けた
競争力を備えるための抜本的な企業文化の変革を行う専門組織です。この取り組みは、2020年度までの
3カ年の中期経営計画「2020中期経営計画」で掲げた「実行力の改革」の一環です。

この変革を従来の当社にはない視点と手法で進めるため、外部のプロフェッショナル人材を採用しました。
同本部の担当執行役員兼本部長には、Microsoftをはじめとするグローバルな外資系企業において
人事部門の責任者を歴任し、人材マネジメント、組織開発、ダイバーシティ&インクルージョン施策の
推進および働き方改革などに関し豊富な経験と実績を有する佐藤千佳が本日付で就任しました。

(略)

NECは、この変革によって自社を社員一人ひとりが実力を最大限に発揮し、一層の自己実現と成長を
達成できる場にするとともに、企業全体としての生産性と競争力の向上を目指します。

以上

https://jpn.nec.com/press/201804/20180416_01.html