進むタイヤの「2つの」大型化! 意外にも公道では見た目以外のメリットは少ない

https://www.webcartop.jp/2018/04/223579
ビジュアルは良くなってもハンドリングなどは悪化することも
 どういうわけか知らないが、昔からクルマというのはタイヤがデカイとカッコ良く見えるらしい。
そんな伝統に則ってか、最近は大径タイヤが増えている。この「大径」には、2通りの意味があり、ひとつはタイヤの外径の拡大。もうひとつはホイールサイズが、18インチ、19インチ、20インチと大型化してきたこと。
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 そのほかには、ホイールが大きいほうがカッコ良く見えるという主観的な問題だけといっていい。反対にデメリットはたくさんある。例えば、

・操作に対する応答性がシビアになる
・乗り心地が悪くなる(バネ下重量が重くなるのと、サイドウォールが硬くなるため)
・(タイヤが太くなって)路面の凹凸を拾いやすくなる
・路面追従性、直進安定性が悪くなる
・タイヤ単価が高くなるので、ランニングコストが上昇
・タイヤが薄いので、縁石などでホイールを擦るリスクもアップ