「肝臓はアルコールを代謝する際、たんぱく質を多く必要とします。特に重要なのは髪の主成分であるケラチンです。ケラチンは、
18種類のアミノ酸から構成されていますが、中でも大切なのがメチオニンです。メチオニンは体の中で生成されない必須アミノ酸なので、
食材から摂取するしかありません。それらを多く含むのが魚介でいえばマグロ赤身、シラス、肉類は鶏胸肉、豚ロース、
植物性たんぱく質なら納豆、豆腐などです」(小林さん)

この食材からおつまみを考えると、マグロ納豆、シラスおろし、鶏胸肉のハムなどが挙がる。

「亜鉛は発毛には欠かせないミネラルですが、日本人の亜鉛摂取量は十分とは言えません。亜鉛はタタミイワシ、生牡蠣、
ビーフジャーキー、パルメザンチーズなどに多く含まれていますので意識してとるようにしましょう」(小林さん)

ビタミンB2は、レバー、卵、大豆、乳製品などに、ビタミンB6はカツオ、マグロ、イワシなどに、そしてビタミンCはブロッコリー、
パプリカ、レモンなどに多く含まれているので、特に留意してとるといいだろう。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180409-00000004-nikkeisty-hlth
髪をすこやかに保つために、意識して食べたい食材は何だろうか
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亜鉛は肉類に多く含まれている。生牡蠣も亜鉛が豊富だ
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