【那覇】県内で麻しん(はしか)の感染が拡大し、1日までに患者数が12人に達したことを受け、県は3日、警戒レベルを最高の「レベル3」に決定したと発表した。
2日に開催した「はしか0<vロジェクト委員会緊急会議(検討評価委員会)」で確認した。今後も「さらなる患者の発生が考えられる」として注意喚起を呼び掛けている。

最初に感染が確認されたのは台湾からの30代の観光客男性で、3月17日から19日の間、那覇市国際通り、新都心、糸満市西崎、北谷町美浜、今帰仁村古宇利島、名護市内を訪れたことが分かっている。

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沖縄県地域保健課は4日、新たに6人の麻しん(はしか)患者が確認されたと発表した。

3月に県内で4年ぶりに確認されて以来、はしか患者は計18人になった。

新たに確認されたのは、8〜30代の男女。
県は警戒レベルを最高の「3」に引き上げている。

県は感染防止には予防接種が重要として、「定期予防接種でなくても、ワクチン接種を検討してほしい」と話している。

今後も発生の継続が予想されるため、県地域保健課は発生状況をインターネット上に掲載している。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-694484.html