キャスターとして忙しい日々を送りながらも、周りのスタッフからは「タフで病気知らず」として知られていた丸岡さん。
2011年の東日本大震災の取材後、湿疹が出る、眠れない、下痢が続くといった症状が出ても、「ちょっと疲れているだけだろう」と考え、
相変わらず仕事に邁進(まいしん)する毎日を続けていた。

丸岡さんが、うつ病を悪化させた要因のひとつが薬を拒絶したことだった。

「精神安定薬や抗うつ薬を飲むと、人格まで変わってしまうのではという思い込みがありました。そして医師には処方された
薬を飲んでいないのに“飲みました”とウソをつき、どんどん病状を悪化させてしまいました」

<プロフィール>
まるおか・いずみ◎1971年、徳島県生まれ。元日本テレビ記者兼キャスター。2011年の東日本大震災の取材後、重度のうつ病を発症。
回復後、2014年にメンタルヘルスカウンセラーの資格を取得。うつ病に関する講演も行う。著書に『仕事休んでうつ地獄に行ってきた』など。
今年1月、代理母による出産で長男が誕生。

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『休むことも生きること』丸岡いずみ=著(税込み1188円/幻冬舎)
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