https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180223-00010011-huffpost-int

よほど悔しかったのだろう。平昌オリンピック・アイスホッケー女子の決勝戦で、アメリカに破れたカナダチームのジョセリン・ラロック選手は、表彰式で首にかけられた銀メダルをすぐにはずして左手で握りしめた。

アイスホッケー女子の決勝は22日に行われ、3-2でアメリカがカナダに逆転勝ちした。

カナダの新聞グローブ・アンド・メールによると、メダルを外したラロック選手を見たアメリカチームのファンの中には「メダルをつけろよ」と叫ぶ人もいたが、同選手が表彰式で再びメダルをつけることはなかった。

しかし表彰式の後、更衣室に向かうラロック選手に国際アイスホッケー連盟の担当者が歩み寄り、「“法的“な理由から、銀メダルを外してはいけない」と忠告したと同紙は伝える。

銀メダルをすぐに外した理由を聞かれたラロック選手は「耐えられなかった。私たちは金メダルをとるためにここにきたから」と答えている。