巷にはびこる年上から年下へのマウンティング。それは世間話によく現れる。
いくつかの実例を紹介しよう。

「ある会合で出会った40代の男性。その場では、直近で話題になった芸能人の話をしていて、
私も合わせていました。しばらくしてから『本当はさっきまで会社経営の話をしてたんだけど、
君に合わせてこういう話題を選んだんだ。話に入りやすかったでしょ?』と言われました。
初対面で、こちらのプロフィールを全く話していないのに、見た目だけで判断されたのか…。
舐められてるなと思いました」(30代女性)

「職場の上司にシンガポール旅行の話をしたら、『僕は何度も行ったことあるけど、
そんな観光地化されたところに行っても、本当の面白さはわからないよ』と言われました。
『わかってないなー』と付け加えられたので、うるさい!と思いました」(20代女性)

「仕事のお昼休み。何気なく『英語を話せる人に憧れる。私も勉強しようかな』と言ったところ、
たまたま通りかかった上司が『今、何歳だっけ?25歳か。25歳でやっとそう思ったんだね』と
返されました。『英語を覚えることより、英語で何を伝えたいのか考えたほうがいいよ』と。
アドバイスといえばアドバイスなのですが、そんなことはわかっているし…。イラッときました」(20代女性)


さて、このような「マウンティングおじさん(おばさん)」は、世間話だけに限られるのではない。
実際の仕事のやりとりにおいても行われている。

http://diamond.jp/articles/-/160015