明日、金曜、オリンピックが開幕する韓国の平昌市では、ほぼすべてのレストランが犬の肉を使った料理を出さないでほしいという地元警察からの要請を無視した。デイリーメールが報じた。
地元警察は犬料理を出す12軒のレストランに対し、五輪開催中は犬肉を使用しないよう要請したものの、これを受け入れた飲食店はわずか2軒にとどまった。
地元の役人、リ・エンベ氏の話によれば、いくつかのカフェでは犬肉を豚肉で代用していたものの、売り上げが落ちたため、結局犬肉にもどされた。
ただし、外国人客を脅かさぬよう、犬肉料理の広告をヤギ肉のスープと偽って提示している。
韓国での年間の犬肉消費量は100万犬。韓国人の間では犬肉料理は珍味で、健康増進作用があるともてはやされている。
一方で動物愛護者らからは犬の食肉を禁止を呼びかけたオンラインでの請願書集めや、ソウルで抗議行動が幾度も展開されてきている。

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