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 当然のことながら、ほとんどの地図は、ロシアをクマとして表現している。クリミア戦争後、1864年にベルギーで描かれたこの地図では、
ロシアは足かせをはめられたクマとして描かれている。オスマン帝国、フランス、イギリス、サルデーニャの連合国が「クマ」をやっつけた。
それでロシアは、一部の領土を失い、一時は黒海艦隊を置くことを禁じられてしまった(黒海の非武装化)。


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 これはAndre Belloguetによる地図「コミカルな欧州」の地図で、当時の国境線をほぼなぞり、表情豊かな顔が並んでいる。
ロシアは、珍しいことだが、侵略者ではなく、文化的で教養のありそうな紳士として示されている。
出版社は、「これは、文学、音楽、芸術の分野における、ロシアの文化的自己表現の成長を象徴するものかもしれない」と述べている。


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 やはり同じ作者、Belloguetによる「動物のヨーロッパ」は、1882年の作だ。欧州は、動物の群れの狂乱のように描かれている。


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 この地図は、1870年の普仏戦争前夜のヨーロッパを表している。プロイセンはいまにも爆発しそうな太った男。
ロシアは自分のバスケットを満たす方法だけ考えている、怒りっぽい男として描かれている。他の国も面白い。
イギリスは、犬のアイルランドを紐でつないでいる老いた魔女だ。
スイスは、二つの敵対国、つまりフランスとプロイセンの間に挟まれているが、窓や扉のない家がその中立を象徴している。


2ぐらいに続く