任天堂のポータブルゲーム機「Nintendo Switch」のPC用エミュレータ「yuzu」プロジェクトが公開された。

 このプロジェクトは「ニンテンドー3DS」のエミュレータを制作しているプロジェクト「Citra」からフォークして、2017年春よりスタートし、2018年1月14日に公開された。
移植性を高めるためにC++言語で書かれており、Windows、Linux、macOS向けにソースコードが用意されている。

 プロジェクト開始当初の進捗は遅かったが、Switchのリバースエンジニアリングと自主開発が進んだため、Citraの開発者を数人集めYuzuのチームを正式に結成。
現在、プロジェクトの初期段階であり、おもにリバースエンジニアリングと自主開発を行なっている。

 現時点では、主要3Dグラフィックス機能も組み込まれていないため、商用のSwitch向けゲームがプレイできず、いくつかのゲームを起動するだけに留まる。
しかし同プロジェクトではゲームプレイを主眼においており、達成に向け日々作業しているという。

「Nintendo Switch」のオープンソースエミュレータ「yuzu」プロジェクトが公開に
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