北京の朝食専門店、韓国・文在寅大統領が食べたメニューをセット発売、中国ネットの評判は?
2017年12月20日 10時00分 Record China

2017年12月18日、露通信社スプートニクの中国語版サイトによると、中国を国賓訪問した韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が夫人らと一緒に立ち寄った北京の朝食専門店「永和鮮漿」がこのほど、文大統領が注文した油条(中国式揚げパン)や豆漿(油条につけて食べる中国式豆乳)などを「文在寅セット」として販売開始した。

中国版ツイッターのウェイボー(微博)に投稿された画像によると、「文在寅セット」にはほかに小籠包(ショーロンポー)とワンタンが含まれ、値段は35元(約595円)。別々に注文するより8元(約136円)お得で、中国のフードデリバリーサービス最大手「ウーラマ(Ele.me、餓了麼)」でも注文可能だという。

中国メディアの観察者網によると、文大統領は訪中2日目の14日朝、金正淑(キム・ジョンスク)夫人や盧英敏(ノ・ヨンミン)駐中国大使夫妻と「永和鮮漿」を訪れ、豆漿4杯、ワンタン2杯、油条2本、小籠包2セット、計68元(約1157円)分を注文したという。

この話題について、中国のネット上には、韓国が米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)を配備し中国との関係が悪化していることに関連し

「THAADセットと呼んだほうがいい」

という声や、THAAD配備をめぐり中国で韓国製品ボイコットが起きたことに関連し

「永和鮮漿はボイコットに気を付けるべきだ」

という意見もあった。

また、韓国大統領にちなんだセットメニューであることから

「キムチも添えれば完璧だ」

という人もいた。

他に、日本でトランプ米大統領が食べたハンバーガーのセットメニュー「トランプセット」に関連し、

「四川料理のトランプセットはまだか」

と期待する声もあった。

(翻訳・編集/柳川)

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