網走ビール(北海道網走市)の発泡酒「桜桃の雫しずく」が、テレビのアニメ番組で11月下旬に取り上げられ、
直販サイトだけで通常の4倍に当たる400本超の注文が舞い込んでいる。

 長岡拓児社長(36)は「アニメの効果に驚いている」と話す。

 「桜桃の雫」は、網走産サクランボを使った商品で、2015年4月に発売。

 東京MXテレビやBS11などで放映中の青春ラブコメディー「妹さえいればいい。」の第8話で、
主人公の小説家らが誕生会で飲み交わす姿が描かれたほか、製品名や味の特徴などが静止画で詳しく説明された。
同アニメでは、ほぼ毎回様々な酒が登場し、公式サイト内では特集記事も掲載している。

 放送直後から同社には問い合わせが相次ぎ、直販サイトでは、11日までの約2週間に、4本や6本のセットで91件・計424本の注文があった。注文は都内からが多かったという。
長岡社長は「アニメで紹介されたのは初めてだが、予想以上の反応。網走ビールのファンが新しい層に広がったのでは」と喜んでいる。

アニメ効果で発泡酒注文4倍、2週間で400本
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20171212-OYT1T50028.html
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