米アップル社が開発したパソコン向けのOS、macOS High Sierraの最新バージョンに、誰でも簡単にMacの管理者になれる脆弱性が発見された。
トルコのIT専門家レミ・オルハン・エルギン氏がツイッターで伝えた。
​OSに対する強い権限を持つ所謂「スーパーユーザー」になるためには、プロファイルを作成してユーザー名に「root」と入力、
パスワードは空欄のままにして、数回エンターキーをクリックするだけ。すると対象のパソコンにいつでもフルアクセスできるようになるという。
なお脆弱性の悪用は、rootユーザー用の独自のパスワードを設定することで防ぐことが可能。
アップルは、「この問題解決のため、ソフトウェアのアップデートに取り組んでいる」と発表した。

https://jp.sputniknews.com/science/201711294326771/
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