県産食材のみ使用「オール埼玉ラーメン」始動 店舗販売開始 

県産食材だけを使用したラーメンで埼玉県への愛着度を高める「オール埼玉ラーメンプロジェクト(ASRP)」で、入間市豊岡の「北海道らーめん月形」が店舗販売を始めた。
ラーメン店でメニューに掲載して販売するのは初めて。17日には県庁の食堂でも「地産地消・食育フェア」の一環として提供され、人気の拡大を後押しした。(川上響)


ASRPは業務用食材卸の関東食糧(桶川市)が県内に本社や営業拠点がある企業に声をかけ、平成28年に発足させた。
彩の国優良ブランド品に指定されている「彩たまご」の親鳥からスープを抽出し、かえしには江戸時代から伝統の味を紡いでいる川島町の「笛木醤油(しょうゆ)」のしょうゆを使用。
県産小麦(さとのそら、ハナマンテン)を使用した麺には数十回の改良を重ねた。

完成品はあるが、メニューに取り入れる各店舗や地域ごとの特色を生かしたアレンジも推奨している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171118-00000051-san-l11