11月13日、国産を視野に入れた航空自衛隊の次期戦闘機「F3」について、
防衛省が開発決定の先送りを検討していることがわかった。

複数の関係者によると、次期中期防衛力整備計画に具体的な事業として盛り込まない公算が大きいという。

(中略)

日本の防衛費はここ5年、毎年0.8%のペースで伸びている。しかし、北朝鮮が核と
弾道ミサイル開発を急ピッチで進める中、ミサイル防衛の強化を優先。
F35や無人偵察機「グローバルホーク」、新型輸送機「オスプレイ」など、
米国製の高額な武器調達も増えており、財政的な観点からF3の開発を懐疑的にみる向きもある。

政府関係者は「決定は先送りになりそうだ」と指摘。
次の中期防では、F3については数行触れるだけになるかもしれない」と話す。

防衛省、F3戦闘機の開発決定先送り検討=関係者
2017年11月13日
https://jp.reuters.com/article/self-defence-f3-idJPKBN1DD0DC